自分で宝石を見て楽しむために [◇◆宝石について]
◆宝石の楽しみ
宝石は、自然界で成長する過程で取り込んだインクルージョン(内包物)を有します。各石ごとに固有のインクルージョンは、天然起源の石である証拠となったり、産地を示唆することがあります。
一般に、宝石には内包物がない方が良いと言われますが、この内包物こそが、宝石の中に特徴ある魅力的な世界を作り出すのだと思います。内包物があるからこそ、宝石内部が人と同じように石により全く異なり、とても面白い世界になるからです。
ジュエリーは、身に着けて楽しむだけでなく、時折、小さな鉱物の中に広がる美しい世界を覗いてみるのも楽しみ方の1つだと思います。
◆自分で宝石を選んだり楽しむためのグッズ
自分で宝石を選んだり、宝石の内部を覗いて楽しむためのグッズとして、ルーペー、ピンセット・ツインザーについて記します。
(1)ルーペ
色収差及び球面収差を補正したトリプレットというレンズ(通常のルーペならOK)を使用します。
宝石関連のお仕事の方が持っているのは、通常10倍ルーペです。ダイヤモンドのクラリティー・グレード(4Cの1つ)の基準が10倍なので、ちょうど都合が良いようです。10倍ルーペを使用した場合、対象物との距離が2.5 cm程度で焦点が合います。
なお、20倍ルーペの方が良く見えると思われがちですが、焦点距離が短くなるので使いづらいので、宝石鑑定用なら10倍のルーペがおすすめです。
ルーペの色には、黒 ゴールド シルバー などがあります。宝石へのメタルの反射などを考えると黒が良いと思いますが、お好みで選んで良いかもしれません。
なお、ルーペを使って宝石を見る時は、光のあて方が重要です。
内部をよく見るためには、石の側面側から光をあてる方が良いと思います。特に、屈折率が高いダイヤモンドの場合、真上から光をあてると石の輝きが強いために内部が見えにくくなります。見えにくいときは、光の入射角度を微妙に変えながら眺めると良いかもしれません。
(2)ピンセット ・ ツインザー
どちらも、宝石をつかむのに使います。ルース(裸石:枠にセットされていない宝石)を見たい方には必要でしょう。ピンセットは、宝石の種類によって異なります。
また、宝石用ピンセットの内側には、石が落ちにくいように滑り止めが付いているのですが、メレーダイアモンド(0.2ct未満のダイアモンド)用として、ピンセットの先端内部にダイアモンドの微粉を塗布したピンセットは注意した方が良いと思います。
鉱物の中で最も硬いダイアモンの粉で宝石をつかむと、宝石の側に影響がでる恐れがありますので。
購入される場合は、自分の手に合うものを選ぶと良いと思います。
「ジュエリー」用具と使い方
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ダイヤモンド・ルース |
宝石をルーペや顕微鏡で覗くと、まるで宇宙空間のような美しい世界が広がって見えます。 光があたるとキラキラッと輝きを放ち、見たこともないような神秘的な世界にとても驚かされることもあります。 角度や光の当て方によって見え方も変わり、現世とは異なる空間を作り出す石は、まさに「宝の石」といえるでしょう。 |
宝石は、自然界で成長する過程で取り込んだインクルージョン(内包物)を有します。各石ごとに固有のインクルージョンは、天然起源の石である証拠となったり、産地を示唆することがあります。
一般に、宝石には内包物がない方が良いと言われますが、この内包物こそが、宝石の中に特徴ある魅力的な世界を作り出すのだと思います。内包物があるからこそ、宝石内部が人と同じように石により全く異なり、とても面白い世界になるからです。
ジュエリーは、身に着けて楽しむだけでなく、時折、小さな鉱物の中に広がる美しい世界を覗いてみるのも楽しみ方の1つだと思います。
◆自分で宝石を選んだり楽しむためのグッズ
自分で宝石を選んだり、宝石の内部を覗いて楽しむためのグッズとして、ルーペー、ピンセット・ツインザーについて記します。
(1)ルーペ
色収差及び球面収差を補正したトリプレットというレンズ(通常のルーペならOK)を使用します。
宝石関連のお仕事の方が持っているのは、通常10倍ルーペです。ダイヤモンドのクラリティー・グレード(4Cの1つ)の基準が10倍なので、ちょうど都合が良いようです。10倍ルーペを使用した場合、対象物との距離が2.5 cm程度で焦点が合います。
なお、20倍ルーペの方が良く見えると思われがちですが、焦点距離が短くなるので使いづらいので、宝石鑑定用なら10倍のルーペがおすすめです。
ルーペの色には、黒 ゴールド シルバー などがあります。宝石へのメタルの反射などを考えると黒が良いと思いますが、お好みで選んで良いかもしれません。
なお、ルーペを使って宝石を見る時は、光のあて方が重要です。
内部をよく見るためには、石の側面側から光をあてる方が良いと思います。特に、屈折率が高いダイヤモンドの場合、真上から光をあてると石の輝きが強いために内部が見えにくくなります。見えにくいときは、光の入射角度を微妙に変えながら眺めると良いかもしれません。
宝石用ルーペ 高倍率 |
入門用の宝石用ルーペとしては、4倍、6倍、10倍の3段階に調節可能なこちらのルーペがおすすめです。 プラスチック製なので軽量(16g)ですし、数百円代(46%OFF)というお値段のわりには良い作りです。宝石用以外でも、様々な用途に使えるので便利だと思います。 |
ニコン 宝石鑑定用ルーペ |
宝石店へ持参したりしたいなら、プロ用としても使われているこちらのニコンの宝石鑑定用ルーペがオススメです。優れた解像力で歪曲収差も良好に補正。レンズ収納時の気密性にも優れています。通し穴にチェーンを付けての使用もOK。
リーズナブル、コンパクトで何しろ軽量(15g)なので携帯にも便利ですし、宝石店で気後れすることはないでしょう。 |
高倍率ルーペ |
宝石鑑定に最適なトリプレットレンズ使用した明るく見やすいルーペです。お値段は数千円代と少し高めになりますが、携帯用に便利な豚革製ケース付です。質はアルミのため、やはりコンパクトで軽量(33g)。 趣味にしては十分な品物ですし、長く使える点でもオススメです。 |
(2)ピンセット ・ ツインザー
どちらも、宝石をつかむのに使います。ルース(裸石:枠にセットされていない宝石)を見たい方には必要でしょう。ピンセットは、宝石の種類によって異なります。
また、宝石用ピンセットの内側には、石が落ちにくいように滑り止めが付いているのですが、メレーダイアモンド(0.2ct未満のダイアモンド)用として、ピンセットの先端内部にダイアモンドの微粉を塗布したピンセットは注意した方が良いと思います。
鉱物の中で最も硬いダイアモンの粉で宝石をつかむと、宝石の側に影響がでる恐れがありますので。
購入される場合は、自分の手に合うものを選ぶと良いと思います。
「ジュエリー」用具と使い方
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