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価値のある宝石を選ぶためには [◇◆宝石について]


◆換金性を考えた場合の宝石の資産価値


宝石は、残念ながら資産としての良い評価はできません。

それは、換金性が低いこと、特に日本では中古の宝飾品に対する正当な評価が得られにくいこと等が理由です。

そこで、ハイジュエリー以外の宝石に対しても、あたかも高額な資産価値があるようなセールストークをするお店で、資産目的で宝石を購入するのは避けた方が無難です。



また、鑑定書や鑑別書は、宝石の直接的な価値を示すものではありません。特に、鑑定書や鑑別書は、誰でも発行できるものなので、鑑定書や鑑別書がついているからといって、本物の宝石とは限りません。

ダイヤモンドとガラスであれば、少し知識があればその判別はつきます。例えば、寒い部屋で温かい息を吹きかけると、ダイヤモンドの方がガラスよりも早く曇りが消えます。これは、ダイヤモンドの特性として熱伝導性が高いことが理由です。

しかし、最近では、技術の発達により本物と偽者の区別が難しい石も出てきているので、十分に注意した方が良いでしょう。

したがって、やはり高額な宝石を購入する場合は、まず信頼できる店舗を選ぶべきだと思います。

 

 

【関連書籍】

叶恭子の知のジュエリー12ヵ月



 




◆価値のある宝石を選ぶために


(1)換金性を考えた場合

換金性を考えた資産という観点から価値のある宝石を選ぶとするなら、次の点に注意しておくと良いようです。

将来的な希少性(天然のダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルド)
大きさ(1ct以上など)
美しさ 
知名度の高さ
ハイクラスのブランドジュエリー

なお、本物であっても 宝石としての価値が認められない場合、買い取ってもらう時には、リング等に使われている金やプラチナなどの貴金属の評価しかなされないこともあります。

そして、貴金属としての価値は、ブランド物以外であればデザイン性については全く関係なく、貴金属の種類、重さ、純度によって評価されます。



【参考書籍】

ダイヤモンドの謎―永遠の輝きに魅入られた人々

品質の見分け方と価値の判断のために




(2)記念の品などと考えた場合

これに対して、宝石については、換金性という点からではなく、大切な記念としてかけがえのない価値がある品、美しい物を収集することや装うことによって 心を潤わすための資産 として考える方も多いかもしれませんね。

たとえば、指輪の場合、手元にキラキラッ[ぴかぴか(新しい)]華やかな輝きをまといたいのであれば、カラー(色)とクラリティ(透明度)のグレードを落としても、カット(形)とカラット(大きさ)を重視すべきかもしれません。


また、小さくても上質の宝石を身につけていたいのであれば、カラット(大きさ)のグレードを落として、カット、カラー(色)、クラリティ(透明度)のグレードを追求されると良いでしょう。



さらに、ダイヤモンドの4Cの基準などを考えずに、割り切ってデザインと価格だけで宝石を選ぶのも1つの選択肢だと思います[ぴかぴか(新しい)]



ただ、そうした場合でも、ジュエリーに対して高額すぎる価格がつけられた商品を購入することにならないように、一応ダイヤモンドの4Cのグレードなどを参考に、価格を検討した方が良いでしょう。

また、宝石は、時代遅れになることはあっても いわゆる消耗品とは異なり、通常のお手入れをしておけば半永久的に身につけられるものです。

そこで、次の点を考えながらジュエリーを購入していくと、将来的にリフォームする時には、お手持ちの宝石をいくつか組み合わせて、自分だけの素適なジュエリーをオーダーすることができると思います。


●特別な日のための品なのか
●お出かけ用なのか
●普段使い用なのか
●一生の記念品なのか
●将来的にはリペアも検討したいのか

 

 

【参考書籍】

ジュエリー・バイブル―基礎知識からビジネスまで



 


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