悪縁(不運・病気・ストーカーなど)を断ち切る縁切りのパワースポット/安井金比羅宮 [ パワースポット]
◆小説「縁切り神社」 田口ランディ 著
縁結びの神社というのはよく聞きますが、安井金比羅宮は、通称縁切り神社として特に有名なパワースポットです。
この神社は、人気作家の田口ランディさんの短編小説「縁切り神社」の舞台になった場所で、小説では「男女のカップルが別れることを、カップル以外の人間が名指しで願う」悪意に満ちた絵馬が多く、寒気がするような怨念うずまく神社として描かれていることでも知られています。
特に、数年前には、恋人間での別れや離婚を祈願すると強力な利き目があるという噂が広まり、一時は人の不幸を望むような信じがたい祈願(=自分以外の他のカップルが別れることを求める祈願など)の絵馬であふれかえっていたことでも有名です。
実際、そういう祈願でもご利益(?)あるのかどうかは疑問ですが、最近では、そのような「人の不運を祈願する」絵馬は少なくなったようです。
◆安井金比羅宮について
主祭神の崇徳天皇が、讃岐の金刀比羅宮で全ての欲を断ち切って参籠(おこもり)されたことから、こちらの神社は、断ち物の祈願所として信仰されてきたそうです。
また、戦のために不本意にも寵妃烏丸殿と別れざるを得なかった崇徳帝の悲しみの気持から、幸せな男女の縁を妨げる全ての悪縁を絶ちきって下さるそうです。
この悪縁とは、男女の縁だけでなく、病気、酒、煙草、賭事、カップルの浮気癖、新たな出会いがない不運、上司に恵まれない不運、悪友とのくされ縁など、全てOKなのだそうです。なお、良縁に結ばれたカップルがお参りしても、縁が切れることはないそうです。
「縁結びお守り」「悪縁切りお守り(ストーカー除け、いたずら電話除けなど各種あり)」「縁切り縁結びセット守り」など、各種お守りも充実しているようです。
【参考書籍】
著者:安井金比羅宮
参拝者年間100万人以上の京都の「縁切り神社」が教える心の距離の置き方。
(1)縁切り縁結び碑(いし)
境内には、とても有名な「縁切り縁結び碑」があります。(下記の参考書籍の表紙に相当するようです) 形代(身代わりのお札)に、切りたい縁や結びたい縁の願い事を書き、この形代を持って「縁切り縁結び碑」の穴をくぐり、最後に形代を碑に貼って祈願するのだそうです。 手前から向こうにくぐると縁が切れ、向うから手前にくぐると良縁を授かるのだとか。(この穴は割に小さいそうなので、人によっては、くぐるのが少し大変かもしれません) なお、恋人の浮気防止にも効果があるそうです |
(2)金比羅絵馬館
日本人の先祖は、古くから「神霊は馬に乗って降臨する」という信仰をもっていたそうです。こちらは、この日本独特の信仰絵画である絵馬を保存・展示するための日本初の絵馬ギャラリーです。 江戸時代の絵馬コレクションだけでなく、手塚治虫・水木しげるなどの著名人の描いた絵馬まで、様々な絵馬をたくさん見学できるようです。 手塚治虫極めつき1000ページ |
(3)ガラスの部屋
エミール・ガレ、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー等の小品が展示されています。とりわけ目をみはるのは、3m×4mのガラスの床を透かして見るデイル・チフーリ(現代アメリカの工芸作家)の大作「海の神」でしょう。 日本を代表するステンドグラス作家が集結 |
安井金比羅宮
交通
JR「京都駅」から市バス206系統「東山安井」下車、徒歩1分
【パワースポット】
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