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NHKスペシャル 「女と男」 最新科学が解き明かす「性」の謎 [◇◆心理学・サイエンス]

NHKスペシャル 「女と男」  最新科学が解き明かす「性」の謎

2009年1月11日~19日に放送されたのですが、好評だったために2009年12月にも再放送されました。

男女はなぜ惹かれあうのか?女と男は、どこがどう違い、その違いの意味は?

女と男という性システムの基本が揺らいでいる現代。そして未来はどうなるのか。


最新科学で人間の“性”の謎を解明していくと、人類の祖先が経験してきた数百万年におよぶ弱肉強食の熾烈な生存競争が浮かび上がってくる。女と男の不思議を紐解くサイエンスドキュメンタリー」

なかなか興味深かったので、放送された内容の一部を少しだけご紹介しておきます






第1回 「惹かれあう二人 すれ違う二人」

どうすれば男女関係が長続きするかという科学的探究が進められているそうです。「子育て協力者」から「人生のパートナー」へと変わる男女関係の現在について。


ドーパミンの大量分泌が、惹かれあう男女の絆。
しかし、この大量分泌は長く続かないため、「男女の恋愛の賞味期間」は、せいぜい3年

女性が子供を産むのに適切な時期(健康状態・妊娠のし易さ)には、ウエストとヒップの比率が7:10に近づく(スリム・ふくよか等には関係なし)。
男性はこれを一瞬で把握して、そのような比率の体型の女性を「美しい」と判断する。男性が女性を選ぶ時には、本能的に、女性のウェストやヒップに視線が引きつけられる

女性は、「記憶」により、男性が信頼できる人物か判断する。

女性は、相手の顔の表情から感情を簡単に読み解く傾向があるが、男性は、必死に脳を働かせても読み解けずにハズす傾向にある。

女性が悩みを相談する時、話を聞いてもらいたいだけのことが多いが、男性は解決策を示そうとするために、すれ違う。

・男女の違いは、長い狩猟採集時代の遺物
 

  

                         
 
第2回 「何が違う? なぜ違う?」

「男女差」が次々と見つかり、特に、脳は性ホルモンなどの影響で男女差が生じていることが明確になってきたそうです。

脳が男女で違う理由は、「ともに生き延びる」ためだとか。長い狩猟採集時代、祖先は役割分担をして、多様な食糧を確保する生存戦略をとったため、男女の脳の差を生んだと考えられているようです。

医学や教育などで始まっている性差に注目する新たな潮流について。


・教育や医学の分野でも、男女の差=性差を重視する動きが広まっている。
     
・脳は性ホルモンなどの影響で性差が生まれている。

・脳が違うのは、「男女それぞれで得意なことが違う」ということ。   

男性は空間把握能力が高く、女性は言語能力が高い傾向にある。





 
第3回 「男が消える?人類も消える?」


性染色体の基本そのものが大きく揺らぎ始めていて、男性をつくるY染色体を運ぶ精子の劣化も著しいそうです。性システムの危機に、我々はどう対応すべきか?試験管ベビーが生まれて30年、生殖技術をめぐる最前線をたどりながら、性の揺らぎが引き起こしているさまざまな影響について。


男性をつくるY染色体は滅びつつある。専門家は「500万年以内には消滅する確率が高いと言う。
 
Y染色体を運ぶ男性の精子の劣化も著しい。これは生物学的に一夫一婦制が長くなった影響。






番組を見損なってしまった方へ

放送内容を収録したものがDVD・書籍で販売されています。

だから、男と女はすれ違う―最新科学が解き明かす「性」の謎 NHKスペシャル 女と男 DVD-BOX 女と男のだましあい―ヒトの性行動の進化





YOUTUBE動画バラエティでも視聴できます。

YOUTUBE動画バラエティは、こちらへどうぞ








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