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婚約指輪(エンゲージリング)を選ぶ時に重要なポイント [ 婚約指輪 結婚指輪]

婚約指輪を購入する場合、特にダイヤモンド付の指輪を選ぶ時に、どこでどの指輪を購入しようか迷われる方も多いと思います。

同じ予算の場合、最大限美しくディスプレイされた高級ブランドでは「少し小さめの商品」となるのに対して、一般のお店ではディスプレイは今ひとつですが「やや大きめの商品」となりますよね。このような場合、どちらが良い指輪でどちらを選ぶべきなのでしょうか。





◆ダイヤモンドのグレードについて ダイヤモンドには4Cの評価基準があり、このグレードにより価格が変化します。そこで、各4Cのグレードについてどの程度のものを選ぶべきかを記しておきます。

(1)Cut(カット)の重要性
ダイヤモンドは、電球とは違って発光体ではないので、自ら光ることはできません。外部から入ってきた光がダイヤモンド内部を反射しながら出射することでキラキラと光ります。

このダイヤモンドの輝きは、Cut(カット)によって変化します。そして、このCut(カット)が悪いと光を上手く反射できないので輝きが落ちます。これは、博物館等にある昔のティアラなどに使用されているダイヤモンドを見るとよくわかります。(現在のCut(カット)技術の方が優れている)

そこで、Cut(カット)のランクをあまり落とすのはおすすめできません。VeryGood以上のCutを選んだほうが良いと思います。そして、少し予算に余裕のある場合に、Excellentを選ぶと良いと思います。

ダイヤモンドのCutの評価基準には、メインのカット、ポリッシュ(研磨状態)及びシンメトリー(対称性)があり、その3つ全てがEXCELLENTの場合に「3EXCELLENT」という希少性の高いダイヤモンドになります。
また、その他にH&C(ハート&キューピッド)というものあります。しかし、一般的にはこれを重視する予算があるなら、他のランクを上げたほうが良いでしょう。

なお、Cut(カット)は宝石を美しく輝かせるための技術で、いくつかの方法があります。とりわけ、ダイヤモンドが最も輝きを増すカットは、58面体の「ラウンド・ブリリアント・カット(アイデアルカット)」です。

※英国数学者トルコフスキーが、著書「ダイヤモンド・デザイン」の中で、ダイヤモンドを最高に輝かせるためのカット・プロポーションを数式で表して「ラウンド・ブリリアント・カット」の形状を理論的に体系づけた。



(2)Clarity(クラリティー) ・・内包物
まず、FLとIFは、ダイヤモンドの取扱量全体の中で少ししか存在しません。また、VVSやVSは10倍に拡大して見ても内包物を発見することは難しいレベルなので、もちろん肉眼で内包物は見えません。そして、同じ大きさのダイヤで比較した場合、FLの価格はVSの価格の数倍以上になりませす。

よって、ダイヤモンドのClarity(クラリティー)の程度はVS1以上を(内包物の位置にもよりますが)選べばよく、予算に余裕があればランクをあげたら良いと思います。


(3)Color(カラー)
D・E・Fなら、無色なのでどれでも大丈夫です。特に、DとFの差はとても微妙で見分けるのは困難なので、特に拘るのでなければF以上を、予算があって特に無色をと思うならDを選ぶと良いと思います。


(4)Carat(カラット)
他の要素と異なって、これはお好みで選ぶと良いと思います。もっとも、あえて言うなら全体で0.3ct以上のダイヤモンドを使用すると、力強く光輝く婚約指輪となるでしょう。(一粒石でも、複数のダイヤを使ってもOK)


<まとめ>
Cut(カット):VeryGood以上
Clarity(クラリティー):VS1以上
Color(カラー):F以上
Carat(カラット):お好み(できれば0.3ct以上)




◆注意するポイント
(1)ダイヤモンドは、光の反射を計算して研磨されているので、周囲のライティング(照明)で全く異なる輝きになります。(例:午前と午後の光、蛍光灯と電球、照明の当て方など)

そこで、もし可能であればお店の照明でなく、窓辺などで日の光をあてて見てみると良いでしょう。


(2)ダイヤモンドは、4Cが同じなら店舗に関わらず基本的には同レベルの石と考えてよいです。(多少のバラつきがある場合もあります)
よって、ブランド店とそれ以外の店舗での価格の違いは、主にブランド料です。

そこで、ブランド店の婚約指輪にすべきかどうかは、本人の好みの問題になります。ブランド店には、それなりの信頼と実績がありますし、本人が好みであれば満足感も持てるはずです。よって、ブランド自体に興味がなければ、ブランド店で購入する意味はないでしょう。

いずれにせよ、一般人が購入するレベルのダイヤモンドに通常大きな資産価値は見出せないので、自分が素敵だと感じたものが、最も良いダイヤモンドです。


(3)Color(カラー)でF以下・Carat(カラット)で0.3未満クラスなら、ブランド店以外で購入されたほうが良いかもしれません。(おそらく似たような石と台が見つかると思います。)一般的に、年齢を重ねると、ある程度のボリュームのあるものを欲しくなるようなので。


(4)購入時に、信頼できる鑑定書が付いていることを確認してください。中央宝石研究所・全国宝石学協会のものであれば問題ないです。



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